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中国から見た中国と日本の違い

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中国のCO2排出量、世界一に IEA見通し

 国際エネルギー機関(IEA)が7日発表した07年版「世界エネルギー見通し」によると、急激な経済成長を続ける中国が今年、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)排出量で米国を抜いて世界一になる。07年版は、中国とインドが「1バレル=100ドル時代」を迎えつつある原油市場や地球温暖化などに及ぼす影響と対策に焦点を当てた。

 中国の06年の排出量は前年比5億トン増の56億トン、米国は1億トン減の57億トン。「(増減の)傾向は変わっていない」(IEA幹部)といい、07年の中国の逆転は確実だ。

 京都議定書は、温室効果ガス6種を08〜12年に先進国全体で90年比約5%減らす約束。中印は削減義務を負わず、米国は離脱した。13年以降の枠組みをめぐっても、意見の隔たりは大きい。

 こうした中で、IEAは各国が現在の政策を続けた場合、世界の排出量は30年には05年の1.6倍の419億トンに膨らむと予想。うち中国は114億トンで、69億トンの米国を引き離す。インドの排出量も33億トンへ大幅に増える。各国が検討中の政策を全部行う場合は、世界の排出量は339億トンに抑えられるという。

 ただ、日本などは温室効果ガスの濃度を安定させるため「50年までに世界の排出量を半減」との目標を提案している。これを達成するには「30年に約230億トンまで減らさないといけない」(IEA)計算になり、「すべての国による極めて迅速な政策行動と多額の費用を伴う未曽有の技術進歩が必要」という。

 IEAは、排出量削減へ最優先すべき対策の一つに「クリーン石炭火力発電所」を挙げた。排出量増加の最大の要因は石炭火力発電所。そこから回収したCO2を地中にためる技術などで、IEA非加盟の中印と協力する必要性を指摘した。