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中国から見た中国と日本の違い

中国ニュース:社会

中国の臓器移植

 中国は2005年に1万2000件を超える臓器移植手術を行っており、米国に次ぐ世界第2位の「移植大国」。ドナー(提供者)不足が深刻な日本から手術を受けに来るケースも多い。しかし主に死刑囚から摘出した臓器を使っており、国際的な批判も強い。

 中国政府は昨年7月、明確に臓器売買を禁じ、移植手術を実施する医療機関の基準を定めた「臓器移植技術臨床応用管理暫定規定」を施行。さらに今年5月、ドナーの意思尊重や臓器売買の禁止などを盛り込んだ臓器移植条例を施行、透明化に努めている。 


○中国当局 臓器売買で邦人逮捕 不法経営容疑 移植をネット仲介

 中国公安省は16日、中国で日本人に臓器移植を仲介していた「中国国際臓器移植支援センター」(遼寧省瀋陽市)の長瀬博之代表を不法経営容疑で逮捕したことを明らかにした。臓器売買を禁止した中国衛生省の関連規定に違反したと認定したという。中国で日本人が臓器移植に関与したとして逮捕されるのは異例。

 遼寧省公安当局は9月、長瀬容疑者とみられる日本人を拘束したと瀋陽の日本総領事館に通報していたが、容疑者名や逮捕容疑などを明らかにしたのは初めて。中国外務省の劉建超報道局長も同日の定例会見で事実関係を認めた。

 劉局長によると、長瀬容疑者が代表を務める中国国際臓器移植支援センターは2004年以降、インターネット上に情報を出し、日本人患者向けに臓器移植サービスを提供していた。

 だが、同センターは登録時の業務範囲を逸脱しており、200人以上に上る日本人が瀋陽や上海の病院で移植を受ける仲介を行っていたとしている。

 長瀬容疑者は9月、日本人への臓器移植業務を展開していたフィリピンから中国に入った際に上海の空港で公安当局に拘束され、身柄を瀋陽に移されていた。瀋陽市人民検察院が逮捕を許可しており、同容疑者が起訴されるのは必至とみられる。