バグダッド――米紙ワシントン・ポスト(電子版)は4日、イラクが警官に配給する約1億ドル(約117億円)相当の武器などを含めた軽装備品を中国から調達する方針を決めたと伝えた。訪米中のタラバニ大統領の発言としている。
背景には、米政府が駐留米軍の軍備更新などに支出の手当てを追われ、イラク警察の武装に手が回らない事情があるという。タラバニ大統領は、武装しているイラク警官は5人に1人として、米国に迅速な装備品供給を促している。中国からの輸入方針は米国をけん制する狙いがあるともみられる。
米国防総省は最近、イラク軍へ約23億ドル相当の武器を与える方針を表明している。イラク軍の増強や、駐留米軍など多国籍軍が現在担う治安維持任務をイラク軍に委譲することを狙った措置となっている。軍車両、小火器、爆発物、通信機器や新型ヘリコプターなどを供給する見通し。



