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中国から見た中国と日本の違い

中国ニュース:旅行

中国、肉まん騒動

 「水が変わるから気をつけなさい」―。旅に出たり、よその土地へ移り住む人に、昔の人はこう忠告したものだ。今も海外を旅行するときは、生水や食べ物にあたらないように細心の注意が必要だ。

 筆者にも苦い経験がある。中国を訪れたとき、途中で腹を下して半日を棒に振ってしまった。旅の疲れもあったろうが、主たる原因は水か食べ物だったと思っている。それに懲りて薬を持参した東南アジアでも、同じことを繰り返してしまった。

 ジュースに入っている氷や、水分が付いている生野菜も要注意で、勢いミネラルウオーターを持ち歩くことが多くなる。それでも最近報道された北京の話はひどい。市民が使う有料飲料水のうち少なくとも半分は偽物で、飲用に適さない水道水などが入っているという。

 中国旅行では、露店を回って土地の食べ物を味わうのも楽しみの一つ。が、これもずいぶん危ないものが交じっているらしい。驚いたのは例の「段ボール入り肉まん」騒動だ。後になって「やらせ」報道だったと分かり、二度びっくりである。

 いくら何でも、段ボールが入っていたら食べたときに分かりそうなものだ。半信半疑だったが、やはり本当ではなかった。電話で通報を受けた記者が現場を突き止められず、功を焦ったのだという。むちゃくちゃな話だ。

 来年は北京五輪もあるだけに、中国政府は噴出する食品の安全問題に神経をとがらせている。が、このままでは中国産品への疑心暗鬼が続く。国を挙げての意識改革を求めたい。