新華社電によると、中国政府は27日、1兆2000億ドルを超える世界最大の外貨準備の海外運用に向け、年内に設立する「国家外貨投資公司」について、財政省が1兆5500億元(約24兆8000億円)の特別国債を発行し、約2000億ドルの外貨を購入する資金調達方針を明らかにした。政府が同日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代)常務委員会に提案した。
中国政府は5月、外貨準備の海外運用第1弾として米投資ファンド、ブラックストーン・グループに30億ドルを投資すると発表。今回の提案が全人代常務委で承認されれば、同投資公司を通じた外準運用に向け、準備が本格化することになる。
資金運用に関して財政省は特別国債発行で調達した人民元を中国人民銀行(中央銀行)保有の外貨と交換。これを国家外貨投資公司の資本金として運用する計画だ。
ただ、一度に巨額の債券を発行すると、市場需給に影響する可能性も指摘されており、分割発行になるとの見方も出ている。



