08年8月8日。北京市では8日の五輪開幕日に合わせ、婚姻届を出す新婚カップルが、1日の届け出数としては過去最高の約2万組に達する見通しだ。中国では「8」は縁起のいい数字とされ、8が三つ並ぶ開幕日はまたとない吉日。市は混乱を避けるため6月から事前予約を受け付けてきた。
市内にある約20カ所の結婚登記所では、8日に婚姻届が受理されるようにする制度を導入。窓口では6月20日から、インターネットでも7月7日から予約受け付けを始めた。
地元紙・新京報によると、5日の締め切りまでに約2万組の予約があった。各登記所には1日平均20〜30組が訪れ、2、3日の土日曜も休日返上で職員が対応にあたった。
朝陽区の結婚登記所で手続きを済ませた呂建さん(28)は「結婚式は来年5月だけど、せっかくだから記念日に入籍したかった」と新婦の手を握りしめながら笑顔で話した。
しかし、ネット予約した約3000組の中には、新郎新婦のどちらかが北京市に戸籍がないなどの不備も目立ち、約半数が不受理になった。そろいの黄色いTシャツ姿で朝陽区の登記所に来た26歳同士のカップルは「慌てて来たので書類が足りなかったみたい。午後また来る」と残念そうに登記所を後にした。



